レバレジーズ

就職偏差値44
TierD

Tierは企業の外形的な「社格」を機械的に評価したものです。待遇・働きやすさ・入社難易度などを含む総合おすすめ度ではありません。詳しくはこちら

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基本データ

外資/日系
日系外資系補正なし
従業員数
1,000〜4,999人大手・準大手として見られやすい
上場区分
グロース以下・非上場上場区分だけでは強い社格を説明しづらい
会社形態
ホールディングス系の親会社・主要親会社グループ全体の意思決定やブランドを担いやすい
産業
中位収益性産業平均的な収益性として扱う産業
ブランド
AカテゴリAカテゴリは、BIG4・日系有力コンサル/主要シンクタンク・3大メガバンク・3大損保・5大証券・メガベンなどの補正対象のいずれかに該当する場合に選択されます。

企業評価の見取り図

8項目平均2.9

各項目は5段階評価です。星が多いほど、その項目の評価・強さ・難しさが高いことを表します。

新卒難易度新卒で入る難しさ。採用人数、応募者層、学歴フィルター、人気を見る項目です。
3.0
中途難易度経験者採用で入る難しさ。要求専門性、採用枠、競争相手を見る項目です。
2.0
一般知名度親・友人・非ビジネス層にも会社名が通じるかを見る項目です。
3.0
高学歴就活評価上位大生、転職市場、ビジネス層からどう見られるかを見る項目です。
3.0
待遇年収・昇給・福利厚生の強さを見る項目です。
3.0
WLB労働時間、転勤、勤務地、柔軟性を見る項目です。
2.0
キャリア資産転職時の看板、スキル、経験の汎用性を見る項目です。
3.0
将来性会社・業界の成長性、競争優位、構造リスクを見る項目です。
4.0

企業解説

新卒難易度採用数は数年で急拡大。いまや年間1000人規模の大量採用企業

レバレジーズの新卒難易度は★★★☆☆としました。

レバレジーズは就活市場で人気のあるメガベンチャーですが、採用人数まで見ると「少数の優秀層だけを採る難関企業」というイメージとはかなり違います。

2026年4月には、レバレジーズグループ全体で約950人の新卒社員が入社しています。

新卒採用だけで年間1000人近い規模です。

これは今回取り上げてきた企業の中でもかなり大きく、内定枠そのものの希少性は高くありません。

また、新卒採用は一括した総合職だけではなく、現在はセールス、マーケター、エンジニア、デザイナーなど職種を分けて行われています。

特にセールス系は、入社後まず顧客接点を持つ仕事からキャリアを始める設計です。

会社として大量の若手を採用し、成長する各事業へ人材を供給している側面は明確にあります。

一方で、

「950人も採るなら簡単に入れる会社」

と考えるのも違います。

レバレジーズの新卒募集要項では、企画・セールス職の初年度想定年収は500万円を超えています。

日系企業の新卒としては高い水準であり、急成長企業、新規事業、若手抜擢といったイメージも含めて学生を集めやすい会社です。

実際、ONE CAREERでは900件を超える選考体験談が掲載されており、お気に入り登録も2万人を超えています。

選考も、単純な学歴フィルターで決まるタイプではありません。

27卒の選考体験談を見ると、学生時代に頑張ったことだけでなく、中学・高校時代の経験、なぜその行動を取ったのか、就活の軸、将来像などをかなり細かく掘り下げられています。

マーケター職の選考体験談でも、学生時代の経験について「なぜ」を繰り返し確認する面接が報告されています。

つまり、

「高学歴だから通る会社」というより、行動量、成果へのこだわり、価値観、成長意欲などを面接でかなり見る会社

と考えた方が近いでしょう。

配属にもこの傾向が表れています。

選考時に実施されるパーソナリティテストは、27卒の選考体験談では、内定後の事業部アサインにも利用されると説明されています。

会社側も、本人の希望だけでなく、選考中の評価や適性を踏まえて配属先を決定しています。

したがってレバレジーズの新卒採用は、

少人数のエリートを選び抜く採用というより、大量の若手を採用したうえで、本人の適性を見ながら成長事業へ配置していく採用

という性格が強いと考えます。

その意味では、戦略コンサルや総合商社のように「内定枠そのものが極端に少ない」会社とは難易度の構造が違います。

ただし、初年度500万円を超える待遇や会社の成長性から応募者を集めやすく、面接では過去の行動や価値観まで深く確認されるため、誰でも簡単に入れる会社でもありません。

年間約950人という採用規模を考えれば超難関とは言えない。一方、高待遇の成長企業として人気があり、人物面をかなり深く見る選考もある。「学歴だけで決まる難関企業ではないが、人気企業として相応の選考突破力は必要」という位置づけで★★★☆☆と評価します。

中途難易度新卒文化に見えるが、中途もかなり採る。入社枠そのものは狭くない

レバレジーズの中途難易度は★★☆☆☆としました。

若手社員や新卒からの早期抜擢を強く打ち出しているため「新卒中心の会社」に見えますが、実際には中途採用もかなり大きな規模で行っています。

レバレジーズの中途採用ページで公表されている正規雇用労働者の中途採用比率を見ると、

  • 2020年度:41%
  • 2021年度:69%
  • 2022年度:73%
  • 2023年度:60%
  • 2024年度:29%
  • 2025年度:43%

となっています。

2021〜2023年度には、新たに採用した正社員の過半数を中途採用が占めていました。

2024年度以降は新卒比率が上昇していますが、これは中途採用をほとんど行わなくなったというより、新卒採用そのものが急拡大した影響も考える必要があります。

実際、新卒採用は2024年672人、2025年563人、2026年959人まで増加しています。

つまり現在のレバレジーズは、

「新卒で入らないと入りにくい会社」ではなく、新卒・中途の両方を大量に採用しながら組織を拡大している会社

と見る方が実態に近いでしょう。

ただし、中途採用の難易度は職種によってかなり違います。

現在の中途採用ページを見ると、人材系の営業だけでなく、マーケティング、エンジニアリング、デザイン、事業企画、コーポレートなど多数のポジションが募集されています。

営業系と専門職、さらに事業責任者候補では要求される経験がまったく異なるため、「レバレジーズの中途選考が一律に簡単」と考えるべきではありません。

一方、会社全体として見れば、中途採用比率が4〜7割に達する年度もあり、現在も多数のポジションを継続募集しています。

総合商社や一部の人気事業会社のように、経験者採用の椅子そのものが少なく「募集が出ること自体が珍しい」会社ではありません。

専門職や上位ポジションでは相応の経験が要求されるものの、会社全体では中途採用を成長のための主要な人材供給源として継続的に利用している。入社枠そのものの希少性は低く、中途難易度は★★☆☆☆と評価します。

一般知名度就活生にはかなり有名。ただし、一般層ではまだ「知る人ぞ知る」側

レバレジーズの一般知名度・世間受けは★★★☆☆としました。

レバレジーズは、現在の大学生の就活市場ではかなり知名度の高い企業です。

2024年卒のみん就「新卒就職人気企業ランキング」では総合27位に入り、2026年には約950人の新卒社員が入社しています。

特定の大学群や一部業界の志望者だけが知っている会社ではなく、現在では学歴や志望業界を問わず、就職活動を経験した大学生なら名前を目にする機会の多い企業といえるでしょう。

一方、就活市場の外まで広げると知名度は一段落ちます。

特に特徴的なのが、会社名の「レバレジーズ」よりも、運営するサービスブランドの方が一般に知られていることです。

IT人材領域の「レバテック」、医療・介護領域の「レバウェル」などを展開しており、レバテックではTVCMや交通広告も積極的に行っています。

レバレジーズ自身も賀来賢人・奈緒を起用した全国TVCMを放映するなど、企業ブランドの認知拡大を進めています。

それでも、

「レバレジーズに就職した」

と言っただけで、年齢や職業を問わず誰にでも大企業として伝わる段階にはありません。

トヨタや日立のように会社名だけでほぼ説明が終わる企業とは大きな差がありますし、ビジネス層に広く社名が浸透しているアクセンチュアと比べても一般認知では劣ります。

一方で、シンプレクスのようにIT・コンサル業界に関心がなければ接点を持ちにくい企業とも異なります。

レバレジーズは大量の新卒採用を行い、就活市場全体で露出が大きいうえ、レバテックやレバウェルなど一般消費者との接点を持つサービスも展開しています。

そのため、

「就活生にはかなり有名。若い社会人にもサービス名を含めれば接点がある。ただし、世代を問わず社名だけで通用するほどの一般ブランドではない」

という位置づけが最も近いでしょう。

就活市場の外では説明が必要になるものの、特定業界だけで知られる企業より明確に認知の裾野は広いことから、★★★☆☆と評価します。

高学歴就活評価成長企業として人気は高いが、内定そのものがステータスになる会社ではない

レバレジーズの上位就活層評価は★★★☆☆としました。

就活市場におけるレバレジーズの存在感はかなり大きく、いわゆるメガベンチャー志望の学生にとっては有力な選択肢の一つです。

初年度から500万円を超える待遇に加え、若手への抜擢、新規事業、事業責任者へのキャリアなどを強く打ち出しており、大企業の安定したキャリアよりも、若いうちから裁量を持ちたい学生には訴求しやすい会社です。

実際、レバレジーズには早稲田大学卒業後に新卒入社し、複数の新規事業立ち上げやPdM、マーケティング責任者、事業部長を経て本部長となった社員など、若手から事業側へ上がった実例もあります。

一方で、

「レバレジーズに内定したこと自体が、上位就活層の中で強いステータスになるか」

というと、そこまでは言いにくいでしょう。

最大の理由は採用規模です。

2026年には約950人の新卒社員が入社しており、現在のレバレジーズは少数の学生だけを選抜する企業ではありません。

総合商社、戦略コンサル、外資系金融などのように、採用人数の少なさも含めて「そこに受かったこと」自体が評価される企業とは性格が異なります。

また、レバレジーズの評価は学生の志向によっても分かれやすいでしょう。

若手抜擢や新規事業を重視する学生には魅力的に映る一方、伝統的大企業のブランド、専門職としての明確なキャリア、あるいは外資系企業のような市場価値を重視する学生にとって、必ずしも最上位の選択肢になるわけではありません。

ここはシンプレクスとの違いでもあります。

シンプレクスは採用人数が200人台にとどまり、ITコンサルという職種ブランドと高い初任給もあるため、上位就活層の中で内定そのものに一定の希少性があります。

レバレジーズも待遇や成長性では見劣りしませんが、年間1000人近くを採用する現在の採用規模まで考えると、同じ評価には置きにくいでしょう。

「上位大学からも普通に選ばれる人気メガベンチャー。ただし、内定しただけで『そこ受かったの?』となるほどの希少性やブランドはない」

という位置づけで、★★★☆☆と評価します。

待遇20代の給与水準は高め。ただし、高年収への伸び方は成果と役割に左右される

レバレジーズの待遇は★★★☆☆としました。

まず、若手の給与水準は決して低くありません。

OpenMoneyに投稿されたレバレジーズの給与データ175件では、平均年収624万円、中央値600万円。回答者の平均年齢は27.4歳で、年収レンジは340万〜1,300万円となっています。

20代後半が中心のデータで中央値600万円という水準を考えると、「メガベンチャーだが給与はそれほど高くない」という評価は当てはまりにくいでしょう。

新卒時点の待遇も強く、新卒採用情報では初年度の想定年収が500万円を超えています。

一方で、レバレジーズを★4としなかった理由は、給与の絶対額よりも「その後の伸び方」です。

日立やNTTデータのように、普通にキャリアを積んだ社員が30代で800万〜900万円前後へ到達するルートを描きやすい会社とは給与構造が異なります。

レバレジーズは年功序列色が薄く、若手でも成果や役割に応じて昇給・昇格できる一方、在籍年数だけで給与が上がっていく会社ではありません。

特に企画・セールス職は顧客接点からキャリアを始めるため、営業系の配属では個人やチームの成果がキャリアや報酬に影響しやすいと考えられます。

実際、社員口コミでも「年次より成果や昇進が重視される」「営業では賞与が実績と大きく連動する」といった声が見られます。

つまりレバレジーズは、

「給与水準そのものは若いうちから高め。ただし、その後も高い給与を得続けるには、成果を出して役割を上げていくことが重要な会社」

と見るのが近いでしょう。

若手で600万円前後が見える水準は十分魅力的で、上位層では1000万円を超える回答もあります。

一方、普通に勤続するだけで800万、1000万円へ運ばれる再現性までは確認できません。

入口から20代まではかなり強い。ただし、その先の伸びは本人の成果やポジション次第。安定的な高給企業というより、若手高待遇+成果連動型の会社として★★★☆☆と評価します。

WLB残業は月40時間近く。成長機会の代わりに、仕事へのコミットは求められる

レバレジーズのWLB・働きやすさは★★☆☆☆としました。

OpenMoneyの投稿データでは、月間残業時間は平均39時間、ワーク・ライフ・バランスの評価は5点満点中2.8。有給休暇消化率は74.2%となっています。

月40時間近い残業は、現在の大手企業と比較すれば明確に多い水準です。

たとえば、WLBを強みとするSCSKのような企業とはかなり差があります。

また、リモート勤務もOpenMoneyでは平均週0.2日となっており、基本的には出社中心です。

新卒募集要項でも勤務時間は原則9:00〜18:00で、配属先・職種によって時差出勤やフレックスタイム制が適用される形です。

現在募集されている営業職でも、9:00〜18:00勤務・フレックスタイム制なしの求人が複数確認できます。

一方で、有給消化率は7割を超えており、休日も年間121日以上の完全週休2日制です。

そのため「休みが取れない会社」というより、

「休日は確保されているが、平日はそれなりに仕事へ時間を使う会社」

と見る方が近いでしょう。

勤務地についても注意が必要です。

新卒採用の募集要項では勤務地が「全国」とされており、実際に札幌、仙台、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡、佐賀など全国に拠点があります。

ただし、全国転勤を定期的に繰り返す企業なのか、本人希望をどの程度考慮するのか、転勤頻度がどの程度なのかまでは公開情報から判断できません。

したがって「全国転勤が多い会社」と断定することも、「転勤が基本的にない会社」と断定することも避けた方がよいでしょう。

レバレジーズは若手抜擢や新規事業など、仕事を通じた成長機会を強く打ち出す会社です。

その裏返しとして、平均残業は月40時間近く、リモート勤務も少なく、WLBを最優先する人に向いた会社とは言いにくいでしょう。

休暇制度は一般的な水準を確保している一方、平日の労働時間は長め。若いうちから仕事へコミットすることとのトレードオフが比較的はっきりした会社として、★★☆☆☆と評価します。

キャリア資産抜擢されれば強い。ただし、初期配属とその後のポジションで市場価値に大きな差が出る

レバレジーズのキャリア資産は★★★☆☆としました。

レバレジーズは、若いうちから仕事を任されやすいという意味では、キャリアを作りやすい会社です。

OpenMoneyでも、人材業界の「成長環境・スキルアップ」ランキングで1位となっています。

会社自身も若手抜擢を強く打ち出しており、実際にセールスからチームリーダーを経て経営企画へ異動した社員や、マーケティングからPdM、新規事業、事業責任者などへ進むキャリアを紹介しています。

新卒採用サイトでは、他職種へのキャリアチェンジを歓迎するとしており、社内で職種を変える余地もあります。

このルートに乗れればキャリア資産はかなり強くなります。

20代で営業組織をマネジメントした、新規事業を立ち上げた、サービスのマーケティングを任された、PdMとしてプロダクトを動かした、といった経験は、会社の外でも説明しやすいからです。

一方で、

「レバレジーズに入れば自動的に市場価値が上がる」と考えるのは危険です。

レバレジーズは2026年だけで約950人の新卒を採用しています。

企画・セールス職では顧客接点のある仕事からキャリアを始めるため、人材紹介などの営業業務を長く担当する可能性もあります。

人材営業でも、法人営業、求職者との折衝、目標管理、チームマネジメントといった経験は身につきます。

ただし、ITエンジニアとして技術を積む、コンサルタントとしてプロジェクトを経験する、金融やメーカーで特定領域の専門知識を蓄積するといったキャリアと比べると、専門性が自動的に積み上がる仕事ではありません。

そのためレバレジーズでは、

「どこに配属されたか」以上に、「そこで成果を出して次に何を任されたか」が重要

になります。

営業からリーダー、事業企画、新規事業などへ早期に上がれば、市場価値の高い経験を20代から積める可能性があります。

一方、営業担当として数年間働いた場合には、転職市場での評価も営業実績やマネジメント経験に大きく依存します。

これは、会社名や所属部署だけでも一定のキャリア資産になりやすい総合商社やコンサルティングファーム、あるいは職種そのものに専門性が蓄積されやすいIT企業とは異なる点です。

若手にポストが回りやすく、上振れしたときのキャリア形成は強い。しかし、大量採用された社員全員に同じキャリア資産が残るわけではない。

「レバレジーズに入ったこと」よりも「レバレジーズで何を任されたか」によって卒業後の市場価値が大きく変わる会社として、★★★☆☆と評価します。

将来性急成長しながら黒字を維持。人材一本足でもなくなりつつある

レバレジーズの将来性・安定性は★★★★☆としました。

この会社の強みは、単に「ベンチャーだから成長している」というレベルを超えて、長期間にわたって売上を伸ばしていることです。

レバレジーズの企業情報によると、売上高は2019年449億円、2020年507億円、2021年649億円、2022年869億円、2023年1,149億円、2024年1,428億円、2025年1,762億円、2026年2,200億円と急拡大しています。

また、会社は2005年の創業以来、黒字経営を継続していると公表しています。

数年だけ急成長したスタートアップではなく、すでに20年近く事業を続けながら、売上2000億円規模まで成長してきた会社です。

ただし、レバレジーズの将来性を見るうえでは売上成長以上に、「何で稼いでいる会社なのか」を見る必要があります。

現在はIT、医療・ヘルスケア、人材、M&A、SaaS、海外、若年層など40以上の事業を展開しています。

特にレバテックやレバウェルなどの人材関連事業は、人手不足という日本社会の構造的な問題を背景に需要を取り込みやすい領域です。

ITエンジニア不足、医療・介護人材不足、物流・建設などのエッセンシャルワーカー不足は、短期的なブームというより人口減少によって長期化する可能性が高い課題です。

一方で、人材紹介は参入障壁が極端に高い事業ではありません。

求職者と求人企業を集め、マッチングして成功報酬を得るモデルには多数の競合企業が存在し、景気悪化によって企業の採用意欲が落ちれば業績にも影響します。

そのため、現在の成長率だけを見て「今後も同じ速度で成長する」と考えるのは危険です。

そこで重要になるのが、レバレジーズが人材紹介で得た事業基盤を使いながら、次の事業へ継続的に投資していることです。

新卒採用サイトでは年間100億円規模を新規事業へ投資し、2023年には10を超える新規事業を立ち上げたとしています。

2026年にはレバレジーズ・コンサルティング・グループを設立し、DX・AX領域で100人規模から3年間で600人超への拡大を計画するなど、人材紹介以外への展開も続いています。

つまりレバレジーズは、

「一つの巨大事業を守る会社」ではなく、「既存事業で稼いだ利益を次の市場へ投入し続けることで成長する会社」

と見る方が近いでしょう。

これは成長性という意味ではかなり強い一方、安定性という意味では大手インフラ企業や総合電機メーカーとは性質が異なります。

40以上の事業を持っていても、それぞれが同じ規模で収益を生んでいるわけではありません。また非上場企業のため、上場企業ほど詳細な事業別売上・利益を外部から確認できず、どの事業がどれだけ利益を支えているのかも判断しにくい部分があります。

それでも、創業以来の黒字経営、売上2000億円規模までの成長、人手不足という追い風を受ける既存事業、年間100億円規模の新規事業投資という組み合わせは強力です。

成熟した巨大企業のような盤石さはない。一方、既存事業で利益を出しながら次の成長事業へ投資できる段階まで来ており、「ベンチャーだから不安定」と見るにはすでに会社規模が大きすぎる。

高い成長力と一定の事業分散を評価しつつ、人材関連事業への依存度や非上場ゆえの情報開示の少なさも考慮して、★★★★☆と評価します。

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最終更新: 2026-09-21